こんにちは、もさこです。
みなさんは冬のスポーツであるスキー・スノーボードやりますか?
私は運動音痴&運動嫌いなのですが、なぜかスキーが好きでした。
親が小学生の私にスクールに入れてくれて遊ばせてくれたのです。
今思えば結構金がかかるスポーツですよね、よくやらせてくれたもんです。
それをきっかけにちょくちょくスキーを楽しんでいた私でしたが、知り合いからスノーボード2つをもらいました。
スノーボードが流行りだして、「なんかスキーよりもボードの方がかっこいいじゃん・・」って思っていた私。
スキーって若い子あんまりやっている人少ない気がするんですよね。
せっかく2つあるので旦那も一緒に挑戦することに!!
この記事ではスノーボードで私がターンできるようになるまでの道のりを書いていきます。
スノーボードを始めた初日
さすがに初心者2人きりでゲレンデを降りることは無茶だろうということで、スクールに入りました笑
スクールの予約時間前に少し2人で、ボードを持って少し登って練習しようとしたのですが・・・
まず装着の仕方が分からない笑
スキー分かるからなんかできるやろって思いましたが、装着するのに10分くらいかかりました。
なんとか自力で装着する私たち夫婦。
そして立とうと思ったら立てなー-い!!!
立とうとすると下へ降りて行ってしまうのです。
初心者あるあるじゃないでしょうか?
まぁこれもなんとか自力で立てるようになりました。
スキーやっていたのでブレーキの仕方はなんとなく想像がついていたので。
スクールレッスン3時間
やはりスクール予約しておいてよかったですね。
さすがに自力じゃ無理です。
よほどセンスがあるなら話は別ですが、経験者の友達がいない場合はスクール受けた方がいいです笑
スクールの先生1人対私たち夫婦の2人で3時間受けたのですが、木の葉滑りまでできるようになりました。
木の葉滑りとは、板を真横にして左右に降りていく滑り方です。
木の葉が落ちるような滑り方なので、この名前なんだそう。
先生の話を聞いて、ブレーキや体重のかけ方が少し分かった私たち。
木の葉滑りだったら2人とも転ばずに降りることが出来ます。
最後に少しターンの仕方を教えてもらいました。
先生から教えてもらったターンの仕方は、「最初からつま先エッジで山がを向いて立ち、振り向く形で前を向くという方法」
これも何とか出来ました。
そしてなんやかんやでレッスン終了。
午後から猛特訓
よっしゃー午後からは自力でたくさん練習してもっと滑れるようになるぞ!!!
ということで、私たち夫婦で来ましたが練習しているうちに別行動になりました笑
だってお互い初心者ですからね、相手のことなんてかまってられません。
自分のことで精いっぱい笑
でも時折姿を見せる旦那、私はリフトに乗りながら彼の姿を上から見ていました。
え・・・うまいやん・・。
彼は転びながらもターンを一生懸命練習していました。
しかもあと少しで出来そう。
一方私は木の葉滑りをしているだけ。
だって怖いんです、スキーで谷側に背なんて向けたことがないんですから。
異常に疲れた初日
谷側に背を向けるということがあまりにも恐怖だった私。
しかも木の葉滑りもブレーキをめちゃめちゃかけながら進むもんだからものすごく体力を使いました。
スキーじゃ全然疲弊しないのにスノーボードってこんなに疲れるの?!
と驚きましたが、今なら分かります。
あんな滑り方ずっとしていたら疲れるに決まっている。
常にものすごい力を使ってブレーキしながら進んでいましたからね。
スキーでいう板をずーっとハの字にしながら降りている感覚でしょうか。
いやそれよりもきつかったかも。
次の年はスキーに逃げた
あまりにもすごい疲労感が億劫になってしまい、次にゲレンデへ行ったときはスキーをチョイスしてしまいました。
だってスキーなら全然疲れないんですもの。
転ばないし。
旦那も私がスキーにすると言うもんだから合わせてスキーにしてくれました。
ちなみに旦那も過去にスキーを1回だけしたことあるので(私が教えた)少し滑ることが出来ます。
今年2回目のスノボに挑戦
コロナは相変わらずですが今年は、重い腰を上げてスノボに挑戦することにしました。
せっかくボードが家にあるのでね・・押し入れにしまい込んでちゃかわいそうです。
前回木の葉滑りしかできなかったので、今回こそターンを習得したい。
ということでたくさんYouTubeを見て勉強しました。
動画で見ていると簡単そう、なんかできそうな気がする!!
さぁ、ほぼ2年ぶりにスノーボードしますが、滑れるのでしょうか?
久しぶりのスノボ やはり立ち上がれない
久しぶりのボード、やはり装着の仕方を忘れていました笑
なんとか旦那と協力して装着できましたが、今度はまた立つことが出来ない笑
それなのに旦那は立てている!!!
なぜだ、なぜなんだ・・と格闘していたら分かりました。
服を大量に着すぎていたのと、ポケットに大量に物が入っていたからでした笑
足とお腹の間に空間がありすぎて、なかなか立つことが出来なかったのです。
そうと分かれば早速服を軽くして、ポケットのものを抜きました。
そしたら、立てる笑
普通に立てる!!!!
ということで、みなさんウェアの中はなるべく動きやすいヒートテックなどの軽装にすることをおすすめします。
立ててしまえばあとは木の葉滑りです。
これは前回と同様問題ありませんでした。
1回目はスノボを思い出させるために木の葉滑りで降りました。
スノボ2回目 やはり木の葉滑りしかできない
せっかく高い金を払って、ゲレンデに来たのに成長できなかったら来た意味がありません。
よってターンの習得にかかりました。
でも怖い、やっぱり怖いのです。
何が怖いってつま先エッジになって、谷に背を受けるのが怖いのです。
これも前回と一緒。
ならば、つま先エッジに慣れるしかない!!!!!
ということでつま先エッジになってズルズルと下へ滑っていく練習をしました。
初回の木の葉滑り同様に、まずまっすぐつま先エッジで降りて行きます。
もうあまりの遅さで旦那とは離ればなれになっていました笑(いつものこと)
「初めてですかぁ??」
男性が声を掛けてきました。
「いえ・・2回目なんですけど・・」
とこたえてその男性を見ると、かなり大変そうなことになっていました笑
その男性はスキーだったのですが、坂道で立つのがやっとというような状態でした。
「僕は初めてなんですよ~~!!!難しいですね!!」
(待って!!!私そこまで酷くないから!一緒にしないでえええ~~)
つま先エッジの練習をするためにわざとこういう状態にしているのであって、下まではちゃんと降りれます。
というか初日で1人はやばいですよ、スキー舐めすぎです。
「あ・・そうなんですか、では頑張って下さいね」
スキーなら教えてあげることはできますが、私にそんな時間はない。
すまん・・私はスノボの練習に来たので初心者スキーユーザーに時間を割いている暇はないのです。
ごめんね、助けてあげられない。
彼は無事降りることが出来たでしょうか・・笑
結局木の葉滑りだけど・・
逆木の葉滑りをマスターできたのか、と言われると微妙ですが恐怖心は少し薄れたのでまたターンの練習をしました。
やはりつま先エッジからターンするのはできるけど、かかとエッジからターンするのが出来ない。
ターンしようとすると、膝をついて転んでしまう。
まぁ分かっている、つま先に力を入れるタイミングが早すぎるのです。
分かっているけど、できない。
ではもういい、木の葉滑り+猛スピードをやってみよう。
私は教えてくれる人がいなかったので、うまい人をよく凝視していました。
(みんな私みたいに板を横して、滑るんじゃなくて縦にして滑っている)
板を縦にして滑る練習をしました。
でも怖いいいいい~~~縦にするとすごいスピードになりそう。
ということで、縦ではなく斜めに滑ることにしました。
そして怖くなったら板を横にしてブレーキをする。
これを何度かやっていると・・ちょっと早いスピードに慣れてきたし、楽しい!!!
体の疲労感がないし、すぐに下まで降りることが出来る。
楽しい~と思いながら斜めに滑っていると、なんというか体がフワってなるときがあるのを発見しました。
恐らくこれはかかととつま先どちらとも、エッジがかかっていない状態です。
ブレーキをしていない状態でしょうか。
これが怖いんですが、滑りながら(体重をどこにかければいいか分からない)という疑問を持っていました。
のちにこれは、前方に体重をかけた方がいいということが分かりました。(YouTubeの動画で)
体重を後ろにかけてしまうと、体が板のスピードに置いて行かれる状態になり余計に怖く感じるらしい。
まぁその時は知りませんでした。
エッジがかかっていない状態で長く滑るのは危険なので、すぐにかかとブレーキで止まりましたが、前回より疲労感がないしまだマシになった気がしました。
ちなみに旦那は、1回ターンが出来ている状態でした。
トホホ・・置いて行かれた😢
今年3回目のスノボついに・・!!!
今年はもう一度だけ挑戦。
もう一回頑張ったらターンができるかもしれない。
これでターンできなかったら、私にはスノボの才能がないことを認めてもう1回スクールに入るか、辞めると宣言していました。
だってスキーができるんですもん、もうそれでいいじゃないって。
やはり一緒に行った旦那とは2回降りたくらいで「別々に滑ろう」と私から言いました。
だって待たせるの申し訳ないし、自分の練習に集中したかったのです。
午前中がんばったけどダメ。
どう頑張っても木の葉滑りしかできない。
曲がろうとすると、結局木の葉滑りになってしまう。
お昼ご飯を食べながら絶望
お昼ご飯を食べながら私は嘆きました。
「もう無理だ・・私には才能がない。もうできない。」
旦那も言いました「俺もなんか無理だ、カービングできない・・。」
カ、カービングですって?!
知らない人のためにカービングとは、連続したターンのことです。
そんな・・私はただのターンすらできないのに、同じタイミングで始めたはずの旦那はもうカービングの練習をしていてしかも落ち込んでいるなんて!!!
悔しさの極み。
旦那はご飯を食べて「眠い」と言ってうつぶせになってしまいました。
「私は練習しに行くね、食堂で寝てていいよ。(その間に絶対追いつてやる)」
「待って~~俺も行くよぉ」
クソー寝てる間に成長してやろうと思ったのに!
ということで午後から本気出しました。
ターンが出来ない理由
昼休み中にご飯を食べながらネットで調べていた私。
とあるサイトで見たのは「木の葉を忘れる」ということ。
もう私はブレーキの時しか木の葉滑りをしない!そう心に来ました。
そして何度もトライ。
当然旦那とは離ればなれになり、1人で転びまくりました。
おしりから1人でドシーンって転んだときは、頭蓋骨に響いて涙がちょちょぎれました。
それでもやはり出来ない。
正直できない理由は最初から薄々分かっていたのです。
それは恐怖心。
私の場合絶対的にこれ。
成長が早い旦那は、怖いもの知らずで派手に転びまくっています。
一方私は恐怖心から、おもいっきりターンに踏み込んでいない。
勇気を出して滑ったら
(もう分かった、勇気を出せ私。勇気を出せばできるはず。勇気を出してどこにもエッジがかかっていない場面を作れ!!!)
心の中で「ジョジョの奇妙な冒険」に出てくる「ツェペリさん」を思い出しました。
人がいないことを確認して、自分がターンしたい場所を滑りながら決めました
(あそこに差し掛かったら、私はターンする!)
滑りながらイメージして決めます。
(ここや―――!!)
そしてやってきたのですついに・・ついに!!!
出来たあぁぁぁぁぁぁ!!!!!
もう声を出して喜びたかった!
でも1人だったからできなかった笑
そして小さな声で「出来た、出来た」と喜びをかみしめました。
この時の喜びってすごいですね、もうストレス発散?になりました。
普段の生活では味わえないような喜び。
1回だけだと偶然の可能性があるので何度もトライしました。
急斜面なら失敗する確率が高いものの、緩やかな斜面ならカーブに成功しました。
この勢いで軽く連続ターンもしました。
よっしゃ、どんどん練習じゃ~!!
旦那負傷
テンション上がっていた矢先に私の携帯が鳴りました。
旦那「ごめん、やらかしたかも。手首折れたかも。」
はい?!?!
急いで旦那のもとに駆け付けると、しょんぼりした旦那が座っていました。
話を聞くとカービングの練習をした際に逆エッジでこけて、その際に手を着いたらグキッといったそうです。
旦那は挑戦的な滑りをしていたから早く成長できたようですが、怪我をしたら元も子もないですね。
「折れた気がする・・俺もう滑れないや。もう帰ろう。」
折れたかはその時点では不明だったので15時くらいに帰宅することに。
「かわいそうに、折れてないといいね」と言いながら、(せっかくできるようになったのに・・もっと練習したかった。)と心の中の私。
スキーやスノーボードは怪我をしやすいスポーツなので無茶なことをして失敗するのは自分です。
帰り道に「車の洗車したい~」と旦那が言って、「手首の病院が先でしょうが!!!」と怒ったのはまた別のお話・・。
まとめ
私がターンできるようになったのは3回目でした。
最初は異常に疲労しましたが、2回目からそこまでの疲労はなくやはり慣れることで力の使い方が分かるようになったのだと思います。
あとは負けず嫌いな精神ですかね。
旦那に出来て私が出来ないなんて!というライバル心が奮い立たせました。
初心者ボーダーがターンできない理由として私が1番これだと思ったのは、恐怖心の克服です。
あとは、どこにもエッジがかかっていないふわっとする瞬間に恐れないで耐えてから、つま先エッジにすること。
恐怖心から私は早めに、つま先エッジに移行していたのでうまくいきませんでした。
この動画がとても参考になったので、ターンできない人は参考にしてみてください。
ターンが出来てからスノーボードの楽しいこと楽しいこと!
私が味わいたかったのはこの楽しさです。
今年も冬のシーズンはあと少し!
ギリギリまで練習して、ボードをもっと楽しみたいです。
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