こんにちは、もさこです。
今回はホラー映画「クワイエットプレイス2 破られた沈黙」をAmazonプライムで視聴しました。
私はホラー映画で最初の作品以降のものはあまり面白くないイメージがあったので、あんまり観る気がなかったのですが、観てみると意外と面白かったです笑
最初にこの作品は「音を出してはいけない」という設定なので、音の差がとても大きく登場人物の会話がコソコソ話で音が小さい場面があります。
なので怖いシーンやBGMなどの音の差がとても大きいので視聴する際は、最初から字幕で観ることをおすすめします笑
あらすじ
私は1の最後で「謎の生物を殲滅する!」という表現で終わったので、あの生物たちは全滅したのか?と思っていたのですが、全然殲滅できていませんでした。
まだまだあの生物は残っていて、相変わらず「音を出したら来る」という環境です。
なので2も設定は1と何ら変わりありません。
1でお父さんが死んでしまったので、残った子供たちとお母さんであの謎の生物から逃げたり戦ったりします。
相変わらず静かにヒヤヒヤしながら移動したり、会話したり(主に手話)しています。
ただ、映画の冒頭に「謎の生物が来た日」のエピソードがありますので、1では急に現れた謎の生物が地球にいる理由が分かりました。
あとはウォーキングデットのような展開が追加されていて、生き残った人類同士で資源を奪い合ったり、生き残った人達が作った安全な島が登場します。
以降ネタバレ注意
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正直ホラーという怖さを求めると微妙だと思います。
1作目では結構ホラーの演出があって、襲い掛かる謎の生物が不気味で恐ろしかったですよね。
でも2作目ではもう謎の生物の大体の生態と弱点が分かってしまっています。
よってかなりアクション映画寄りになってしまったと感じました。
エイリアンとかバイオハザードとか、ウォーキングデッドとかそういった作品と近いものを感じました。
でもそれはそれで面白いので、観る価値はあります!!!
見せ方が上手いのもありますし、その世界で様々なトラブルを家族が一生懸命乗り越えて行くのがハラハラドキドキものでした。
あの謎の生物は相変わらず怖い
もう登場する時にすごい音がするので音でビックリします笑
しかも追いかけてくるときのあの長い手足をバタバタさせながら物をなぎ倒していく感じ・・千尋を追いかけるカオナシみたいな勢いです。
あと顔も怖い。
口何個あるんですか?1個?
みんなが静かにしながらあの謎の生物が横切るのをビクビクしながら待ったり、気付かれないように移動したりするのはなかなかのスリルを感じました。
これは1と同様ですが、「ディセント」というホラー映画を彷彿とさせました。
結構古いんですがこの作品私は怖いし、人間関係のこじれとかがあって好きです笑
でも1と同様に補聴器から発せられる高周波を使えば全然倒せそうなので、2からお姉ちゃんが持ち歩いている、補聴器とアンプさえあれば安心。
まぁこの必殺アイテムもどっか落ちたり、奪われそうになったかと思ったらそうでもなかったりハラハラの1つでした。
このアイテムは絶対に持っていなくてはいけないし、だれにも渡してはいない。
そして、今回の作品で新たな弱点が判明しました。
なんとこの生物、泳げないのです!!!
周波数、水、頭をボコる。
この弱点があればもう殲滅できるでしょう。
恐らくシリーズ3ではもう全滅しているはずです笑
母・姉のチームワークが強い
1で赤ちゃんを出産したお母さんですが、一生懸命に子どもたちを守ります。
生まれた赤ちゃんは泣いても大丈夫なように箱に入れて、さらに酸素マスクを赤ちゃんに着けて移動します。
さぞ大変なことでしょう。
お母さんとお姉ちゃんで、よいしょよいしょと運びながらしかも静かに移動しなければならないのです。
そんな中一緒に行動していた弟が、道に仕掛けてある罠に足を引っかけてしまい足を大けが。
弟は大絶叫。
するとすかさず姉は補聴器&アンプの用意をして迫りくる敵に備えます。
お姉ちゃん大けがした弟よりもこっちの準備を優先しているのが流石。
お母さんは息子の心配をしながらも「黙って」と指示。
足のことよりもあいつが来る方が怖いのですね笑
そしてあの生物が来たら姉が周波数で混乱させて、お母さんが銃でバン!
もう完璧なチームワーク、怖いものは何もないでしょう。
一方弟の方は負傷した足で、安全基地から出たり赤ちゃんの酸素量を見てなかったり助けを呼びに行くお姉ちゃんを止めたり、男なんだからとちょっとしっかりしてよ~という感じ。
まぁ最終的には立派にお母さんを守るんですがね。
ラジオのメッセージに気づく
負傷した弟を助けてくれた今回初登場の男性。
このエメットという男性の登場で結構私は安堵しました。
だって女子どもだけでこのサバイバルを生き抜くのはきついでしょう。
やはり男性という存在が必要です。
しかもこの男性映画の冒頭(謎の生物が地球に来たシーン)で登場していて、もともと顔見知りなのです。
最初は「俺は何もできない」と言っていたものの、一応この家族を守ってくれます。
そしてラジオから流れる音楽が「生存者のメッセージ」だと気づいたお姉ちゃん。
エメットが「ずっと同じ曲が流れてるだけだ。」と言ってメッセージだと思わなかったにも関わらずここでも有能ですね。
そのメッセージはとある島を指していました。
「ここに生存者がいるかもしれない!」
ここでお姉ちゃんがお母さんや弟が寝ている間に1人で、その島へ行ってしまいます。
もちろん補聴器&アンプを持って。
耳が聞こえないというのに本当にすごい勇気の持ち主ですね。
生存者のいる島へ行く
必殺アイテムがあるものの女の子1人で行くには無茶です。
案の定危ないシーンがありました。
そこを助けたのはエメット。
エメットは、お母さんに「お姉ちゃんを連れ戻して!」と言われましたが、お姉ちゃんは島へ行くと言っていたので結局一緒に行くことになりました。
耳が聞こえないお姉ちゃんと、手話が分からないエメット。
そして船見つけて・・よし、島へ行ける!とは簡単にならず、悪い生存者グループに捕まってしまいました。
資源などを狙っていたようですが・・隙を見て海へダイブ!
音を鳴らしてあいつらを呼び寄せ、生存者グループを始末してもらう。
本当の敵を利用して、同じ人間を始末してしまうのが結構ウォーキングデットと重なりました笑
エメットが唯一知っている手話(ダイブする)を使って危機を逃れることが出来ました。
この展開が私的にとても良かったです。
この「ダイブする」という手話のくだりが冒頭の回想シーンで登場していて、その伏線回収でした。
しかもその戦闘している間、同時に母、弟、赤ちゃんチームもかなりヤバいことになっているのです笑
安全基地にあの生物が来てしまって、母がすごいかっこよく退治する。
このシーンが両チーム同時に繰り広げられているんです。
これは結構見せ方が上手いし、白熱したシーンでした。
お姉ちゃんがラジオ局に行って・・
島には本当に生存者がいて、その人々はとても平和に暮らしていました。
しかも普通に音を出している!!!
よかった、あいつらは泳げないのでこの島に来ることは出きません。
それなのに・・悪い生存者グループともみ合っていた時の船が島に不時着していました。
そして船の中には案の定あの生き物が・・!!!
「みんな逃げろー」とエメットが叫びましたが遅かった。
次々に島の人々を襲います。
そんな中お姉ちゃんとエメットが車であいつをおびき寄せ、ラジオ局に連れて行きます。
ラジオ局に着いた2人ですが、同時にあの生物もいるのでとっても静かに「生存者からのメッセージの曲」を消して、弱点である周波数に切り替えます。
このシーンもかなり緊迫しました。
足をそろーりしながらいろいろ作業をしなければなりません。
一方でまたもやお母さんチームもあの生物に襲われています。
こちらも同様に倒すときは同時進行。
周波数を聞かせればもうこっちのもんです。
今度はお姉ちゃんと、弟が同時にあの生物を同時に倒します。
かっこよかったですね、もう子どもたちは守られているだけではありません。
最後に
面白いとは思いましたが、1の時点で完結していても良かったなぁと思う内容でしたね。
実際に1を作ったときに2を作る予定はなかったらしいです。
シリーズ化するのでしたらもっと、あの謎生物に進展があってもいいと思います。
ようは結末が1と変わっていないというところですね。
2の内容が兄弟の成長だけではちょっと薄い気もします。
あれだけ謎生物に弱点があればとっとと殲滅できることでしょう。
なんとシリーズ3作目が2023年3月に公開されるらしいのです。
3作目かぁ~~・・・ウォーキングデットのような展開にならないか不安。
でも私は毎回ホラーのシリーズ化は期待していないのですが、今回のように面白いかもしれませんね。
まぁ視聴したらまた感想を書きたいと思います。