こんにちは、もさこです。
禁煙し始めて早4ヶ月。
吸ってしまったこともあったけど、タバコがある生活からは抜け出すことが出来ました。
今回は4ヶ月経って禁煙してよかったこと、気付いたことを紹介しようと思います。
過去記事↓
喫煙所はワクワクな場所
私は喫煙者だった頃、台所の換気扇の下でタバコを吸っていました。
朝起きたら速攻で換気扇の下、ご飯食べたら換気扇の下・・・料理を作る時間より総合そたら換気扇の下でタバコを吸っている時間の方が多かったと思います。
そして禁煙し始めて2日目くらいでしょうか。
なぜか台所が楽しそうな場所に思えて仕方がないのです。
タバコはもうないのに
(あー--台所の換気扇の下に行きたい)
と無意識に思っていました。
実際タバコを吸わずに換気扇の下に立ってみると
・・・・
当然満たされた感覚はありません。
それなのになぜか台所の換気扇の下に行きたくて、行ったら楽しいことが待っているようなワクワクした感覚になるのです。
これはいつもタバコを吸っていた場所なので、タバコを吸える場所=楽しい場所と認識していたということですよね。
同じく喫煙者の旦那には理解されませんでしたが、私はタバコの箱を見るだけでワクワクする気持ちになります。
子どもの頃まるでお菓子の箱を見たときのようなワクワク感。
毒物にそんな楽しみを無意識に感じていたなんて・・・。
そう考えるとニコチンの作用が物凄く恐ろしく感じ、薬物だったらもっとヤバいんだろうな~なんて思いました。
タバコを吸うことが楽しいと思っているのも怖いですが、まさか場所も楽しい場所だと誤認していたなんて。
まるでパブロフの犬のようです。
時間が増えた
タバコを止めてから自由に行動できる時間が増えました。
朝起きたらタバコ、朝ごはんを食べたらタバコ、出勤前にタバコ。
これだけタバコに朝の時間を費やしていたので辞めたらとっても余裕を持った朝を迎えられます。
私は朝の余った時間を活用して筋トレをするようになりました。
ダイエット記事はこちら↓
喫煙の時間が筋トレの時間になったと考えると、メリットしかありませんよね。
それだけではなく、出先で喫煙所を探す時間、ライターを探す時間、タバコを探す時間、買いに行く時間などがなくなります。
そう考えると、禁煙してからそうとうタバコに時間を費やしていたということに気付きました。
吸っていた頃はそんなこと考えもしませんでした。
タバコを吸うデメリットは「健康」と「金銭面」だけだと思い
そんなデメリット分かり切ってるわ!
と吸っていましたが、止めたら本当にいかに自分が今まで無駄な時間を過ごしてきたかが分かります。
時間が増えると心の余裕も出てきますよ。
臭いを気にする必要がなくなった
喫煙者だった頃はかなり臭いに気を使っていました。
女性からタバコの臭いがしたら異性からは幻滅ですし、同性にも不快な思いをさせてしまいます。
特に職場では喫煙していることを隠していたので、めちゃめちゃ気を使いしました。
出勤時の服では絶対タバコは吸わないようにしていましたし、洗濯物も臭いがつかないように気を付ける。
しかしそれが難しいんですよね~敏感な人には分かってしまいます。
髪の毛からも臭うし、マスクをしていても口臭が分かるようです。
職場でバレそうになった時は
旦那が吸っています!!!
と必死に嘘をつきました。
バレてたかもしれないけど・・・。
でもタバコを止めてしまえばもちろん臭いが付くことはありません。
どこに洗濯物を干してもOK!
なんてストレスフリーなのでしょう。
自分以外の家族が喫煙者の場合は一緒に禁煙してしまいましょう。
体が軽い
喫煙者だった頃は、その時の自分の体が通常だと思っていました。
タバコを吸いすぎた日は、なんだか肺が重くて呼吸しずらい・・なんてことがたまにあるだけであとは健康。
心のどこかで肺は汚れているとは思っていたのですが、そんなの分かり切ったことだし。
慢性的な咳も、えづきやすいのも、朝起きると気持ちが悪いのもタバコのせいではなく自律神経が乱れているからと思い込んでいた私。
いざタバコを止めて1ヶ月経つともちろん肺は軽いし、なんだか体を動かしても怠くない。
前は少し運動しただけで息切れを起こしており、運動するのが大嫌いだったのに。
2ヶ月以上経つと体はもっと軽くなり、いかに自分が今まで自ら重りを付けて生活していたということが分かりました。
タバコを吸っていたことで、こんなに体に害があったなんて・・。
正直この違いはタバコを止めて2ヶ月以上経たないと分からないと思います。
体が軽いと精神的にも元気になって、夜になると鬱っぽくなったりするのはなくなりました。
喫煙者だった頃に比べて人生にやる気が満ち溢れる感じです。
この体の軽さを手に入れたらもう喫煙者に戻りたいなんて思いません。
健康を意識するようになった
喫煙者だった頃はもちろん健康に悪いことを分かっていて、タバコを吸っていたので全く健康への興味はなし。
寿命が短くなると言われたり、癌のリスクを説明されても
別に早死にしたっていいし。むしろ税金払って早死にするんだから感謝してほしいわ
なんて言っていました。
このセリフ喫煙者あるあるじゃないですか?笑
別に死んでもいいとは思っていませんが、「人間いつか死ぬからいいわ」って。
これは旦那の職場の人(60代)の話なのですが、タバコを若いころからずっと吸っていて歳を取ってから何をするにも息切れしてしまう状態になってしまったそうです。
階段を少し登るだけで息切れ、少し歩いただけで息切れ、「もう辛くて仕方がない、タバコなんて吸うもんじゃない」と言っていたそうです。
怖い。
そんな話どこにでもありそうなのですが、いざ身近な人から話を聞くと恐怖を感じました。
分かってはいたはずなのに、いざ苦しんでいる人の後悔を聞くとね・・。
いずれ人は死にますが、苦しんで死ぬか穏やかに死ぬかを選択すとしたらもちろん穏やかに死にたいですよ。
みんな苦しい思いをしながら死にたくはないはずです。
咳をしなくなった
私は風邪を引きやすい体質なのですが、タバコを吸っていたのが原因で一時咳喘息になったこともあります。
熱や鼻水は治ったのに咳だけが2ヶ月以上も続き、寝ている間も咳き込んで酷いと吐くし会議中に咳き込んで周りを心配させてしまったことも・・・。
そんなことになるくらいならさっさとやめろと今なら思いますがその時は喘息の吸引の薬を使用することで治すことが出来ました。
それ以来風邪を引くと咳だけが残ってしまい、コロナ渦ということもあって職場では咳を我慢したり、誰もいない場所に移動して咳き込むようにしました。
しかし、タバコを止めてからすっかり咳き込むことがなくなったのです。
風邪を引いた時も風邪が治れば咳もなくなりますし、驚いたことにむせにくくなりました。
飲み物を飲んだり、湯気を吸いこむとむせやすかった私ですが、それも改善。
咳が出ない生活は体も楽でしたし、コロナを疑われる心配もありません。
えずかなくなった
タバコを吸うようになって2,3年経った頃から喉のあたりが敏感になりえずくようになりました。
まるで歯磨きしているときの父親のよう・・・。
父も喫煙者でしたが、歯磨きする際やうがいする際に盛大にえずいていました。
不快な音だし、気持ち悪い。
そう思っていたのに自分も歯磨きを奥の方に突っ込んだり、風邪を引いて痰が絡むと気持ち悪くなってしまいえずくことがありました。
また、朝起きると「気持ち悪い」と思うことがあり朝からオエオエしたり嘔吐することも。
当時私は精神的なものや、自律神経失調症だと思っていましたがタバコを止めてからそのような症状は全くでなくなりました。
この症状が改善されたことで精神的にも安定して、もう喫煙者だった頃には戻れません。
頭痛がなくなった
これは喫煙と関係関係あるのかな?と思い調べましたがやはりありました!
タバコに含まれるニコチンや化学物質、一酸化炭素によって頭痛が引き起こされることがあるそうです。
私は月2~3回程頭痛になることがあり、もうその時の痛さったら・・こめかみのところがズキンズキンとまるで太鼓でも叩いているような痛さ。
その頭痛が起こる日に楽しみにしていた旅行やお出かけがあるともう最悪。
せっかくのお休みが台無しになってしまいます。
まぁロキソニンを飲めば大抵治るのですが、頭痛がないことに越したことはありません。
そのような頭痛が禁煙をしてから4ヶ月全くなくなりました。
気圧や雨のせい・・と思ったこともあるのですが、今年の梅雨頭痛が起きませんでした。
もしかしたら今までの頭痛はタバコが原因だったのかもしれません。
唯一思うこと
「タバコはデメリットしかない」確かにそうなんですが、喫煙者だったからこそ思うことがあります。
それは、タバコは一番手軽にストレスを発散ですることが出来るということです。
禁煙してから、なにかトラブルが起きたり喧嘩をしてイライラしたら何をしてストレスを解消すればいいのか分からなくなりました。
そういうとき私はタバコを吸うことで気分を紛らわしたり、気持ちを落ち着かせたりしていたのですが今はそれが出来ません。
本を読んだり、ゲームをしたり、運動したりするのはいいですよ。
しかし、タバコは一瞬火を付けて吸うだけで心を落ち着かせることが出来るのです。
一度この一連を味わってしまうと、他のストレス発散法が億劫に感じてしまいます。
私は禁煙3か月目で1,5本吸ってしまったことがありました。
しかし吸ってみて
あれ?前みたいにスッキリしないし美味しくない・・。
と思いました。
久しぶりに吸ったのでタバコを異物だと認識したのかもしれません。
タバコを日常的に吸っていた頃のような快感は得られず、どちらかというと初めてタバコを吸ったときのような感覚。
ものすごいメンソールと、ヤニクラ、煙の不快感を感じました。
そんな風になるくらいならストレスが溜まっても吸わない方がマシです。
喫煙者だった頃は自分の身を犠牲にして、ストレスを発散していたのでしょう。
やはり手軽にストレスを発散するには、身を犠牲にするしかないのです。
喫煙をしたことがない人はストレスを感じてもタバコを吸うという行動はしないですよね。
非喫煙者はやはりタバコ以外の自分の好きなことをしてストレスを発散しているのでしょう。
私は気軽にはできませんが、岩盤浴や温泉に1人で行ったり美味しいものを食べることをストレス発散法にしています。
その方がタバコを吸うより、自分をきれいにすることが出来ます。
禁煙して気付いたことまとめ
・ニコチンは楽しい感覚を誤認させる
・自由な時間が増える
・自分が臭くならない
・体が軽くなる
・健康に興味をもつようになる
・咳がなくなる、えずかなくなる、頭痛がなくなる
・タバコは最短で気軽にストレス発散することが出来るが、かなりのリスクを伴う
まだまだたくさんあるのですが、私が強く感じたものは上記です。
私が一番良かったと思うことは時間です。
喫煙者だった頃は全く苦痛に思わなかったタバコの時間ですが、今はその時間を作らなくても良いのでこんなに自由なのかと実感しています。
食事の後のたばこは確かに良かったんですが、そんな時間なくても全然問題なくご飯はおいしいです。
禁煙して1ヶ月は一番苦しかったものの数ヶ月経ってしまえば全然苦しくなくなりました。
そしてどんどん喫煙していた頃の自分が嫌いになり、もう絶対にタバコと一緒に人生を歩みたくありません
タバコを止めることはなにも不安なことはありません。
みなさんもぜひ卒煙を目指してください。
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