ふぐづくしプランで日間賀島へ日帰り旅行
こんにちは、もさこです。
先日愛知県南知多の日間賀島へ行ってきました！
目的はもちろん、フグ！！
日間賀島はトラフグの産地で、冬になるとたくさんのフグ料理が堪能できます。
しかも毎年やっているとってもお得なコースがあるのです。
それは名鉄の電車で行くふぐづくしプラン！！
なんとこのコースは、名鉄の電車乗り放題＋船乗り放題＋フグ料理＋お風呂までついて、日帰り１２０００円～で楽しめちゃうというもの。
めちゃめちゃ安い！
もちろん宿泊のプランもありますよ。
しかも３月に入るとフグが通常のコースよりも少なくなりますが、交通費込みで１００００円で行けるプランもあります。
これは小食の人におすすめ。
ちなみに私は１４０００円払ってデラックスプランにしました。
デラックスプランにするとスタンダードプランにゆでだこ・アワビが付きます！
私はタコもとても食べたかったので、問答無用でデラックスプランに。
結果、後悔はなく最高に美味しい思いをすることが出来ました。
タコとアワビが好きな人は絶対にデラックスプランにするべきです。
またどの旅館で料理を食べるか、名鉄に決められた10種類くらいある旅館の中から自分で選ぶことができます。
料理の内容など大きな差はないようですので、お風呂が大きいところや綺麗な施設のホテルなど自分の好きなところを決めてください。
いざ出発！！
でんしゃ旅はネット予約することが可能ですが、店舗で予約することもできるそうです。
私はネットで予約したので、後日電車の切符引換券・船の乗車券・食事の引換書が送られてきました。
これを忘れると旅には行くことができないので注意。
名鉄の窓口で送られてきた引換券を渡すと、１日フリー切符をもらえました。
これを改札に通して、駅を出る時もしっかり改札から出てくるので取り忘れないように。
電車と船の乗車券は帰りも同じものを使うので、楽しんでいる間無くさないように大切に仕舞っておいてください。
あとはミューチケットというものがもらえます。
ミューチケットは特別車両を割引することができるので、混雑している場合は使うのがいいですね。
私は使いませんでした。
まずは船に乗るために河和駅まで行きます。
到着したのは朝１０時。
私の家の最寄り駅から乗り換え１回で２時間くらいかかりました。
でも乗り放題ですから♪
ちなみにこの電車、写真や動画を取っている人が多くいたのでなんとなく私も撮りました。
電車を降りると、私と同じ切符を持っている人がたくさん！
みんなも名鉄のふぐづくししに来たんですね～。
ゾロゾロと大勢の人が河和港へ行くので、みんなに着いて行きました笑
看板もあったのでナビがなくても行けると思います。
河和駅から歩いて５分ほどで河和港に着きました。
船が出る時間まで周辺でフラフラしていたら臨時便があったようで、それには乗り遅れてしまいました。
土曜日だったので臨時便があったようです。
先頭で次の便を待っていた結果、船の2階席をゲットできました。
やっぱり船に乗る前はいろんな意味でドキドキしちゃいます。
3月上旬残念ながら曇っていて、少し寒かったですが眺めは最高！
見えてくる島を見たり、鳥たちを見ました。
船は海も静かだったからか大きな揺れはなく、酔いやすい旦那も大丈夫だったようです。
乗車時間は20分ほど、あっという間です。
いざ、ふぐずくしへ！！
到着したら速攻ご飯を食べに行きます。
みんな朝ごはんを食べていなかったのでお腹はペコペコ。
今回私が選んだ旅館はあさ喜という宿。
公式サイト↓
南知多 日間賀島 新鮮な海の幸 活魚料理宿あさ喜【公式サイト】 (yado-asaki.com)
この宿を選んだ理由は、捕ってきて生け簀の中にある新鮮な魚を出してもらえることとGoogleの口コミが良かったからです。
口コミに「特に料理の量がすごい」と書いてありましたが、宿泊者の口コミなので名鉄ふぐづくしではどうなるかが気になるところでしたが、私の期待通りの料理が並びました！
じゃ～ん☆
これこれ～～～！！
このきれいに並べられたフグのてっさ！！美しすぎる～～
運ばれたときは思わず歓声をあげてしまいました。
これを5枚ほどすくって食べてみると、う～んいい歯ごたえ。
噛めば噛むほど美味しいうまみ成分が溢れます。
ポン酢はゆずが効いていてさっぱりしていました。
この量は3人前。
少し残しておいてお鍋のときに湯引きにして食べてみても美味しかった。
小鉢もいちいち美味しい。
フグの皮の湯引きが入ったサラダ、もずく、たこわさなど！
私はお酒を飲まないので、ご飯が欲しかった笑（旅館でご飯を食べる時いつも思う）
父はひれ酒を飲んでいました。
ひれ酒ってなんだろ？と思いながら1口飲んでみると・・・
おぉ～✨
思ったよりアルコールの苦みはなく、おいしい魚の風味がしました。
これなら私も少しは飲めるかも？
けど1口で終了。
そして待ってました、ゆでだこです！！
今年日間賀島はタコが不漁だったので足のみ。
本来なら丸々1匹来ると思います。
でもハサミで切ってみると、プリンプリンして全然切れないｗｗｗ
プリプリのあまり切ろうとすると逃げてしまうのです。
頑張って2人がかりで切って、食べてみると
わー－－－－っ超美味しいー－－－！！！
こんな柔らかいタコ食べたことない( ；∀；)
感激しました。
特に足の真ん中辺。
ここが太くてプリっとしているのです。
ゆでだこは冷めると固くなってしまうので、出されたらすぐに食べきることをおすすめします。
薄くスライスしたタコも。
そしてやってきました、フグの唐揚げ！
これほんとに美味しかったです。
フグの白身がフワフワで、こんな魚が存在するのかと思ったくらい。
前回食べたとき小学生で、その時もフグの唐揚げを大絶賛していたことを思い出しました。
鶏の唐揚げに似ているのですが、油がないのでくどくなくて最高。
これ・・日常的に食べたい。
そしててっちり！！
私は魚が入っているお鍋が微妙なので、あまり期待しなかったのですが唐揚げと同様に身がフワフワしていました。
うわ・・・うますぎる。
鍋に入れる魚といえばタラですが、全然身が違うのです。
プルプルのコラーゲンも美味しかったあ。
これはアワビ。
アワビはバターとコショウが効いていて、とっても分厚い。
あまり食べ慣れていないのですが、コリコリしていて食感はエリンギに似ていると思いました笑
アワビってこんなに美味しい貝だったんですね、知らなかった( ；∀；)
最後に雑炊と柚子シャーベットが出て終了。
私は美味しすぎて口に入れるものすべてに歓声を挙げていました。
本当に美味しすぎたので、また行きたいです。
島をお散歩
プランにお風呂も付いているのですが父が「温泉じゃないなら入らなくてもいい」と言ったので入りませんでした。
私はちょっと入りたかったけど・・・。
せっかく来たのでお散歩することにしました。
日間賀島の外周は５．５キロで外周道路のみをあるくだけだったら1時間で歩けちゃいます。
私達は色々寄り道したので２時間半くらいかかりました。
乗船場の周辺に自転車やキックボードのレンタルが出来る場所もあるので、島を颯爽と走りたい人にはおすすめ。
その日は風もあったし、歩くのが好きなので私たちは徒歩で。
海なし県に住んでいるので、海沿いを散歩できるなんて最高です。
途中でこんな場所を発見しました↓
階段を下りるところがあって、降りてみるともう海！！
波がザブザブと押し寄せてきます。
台風の日なんて大変ですよね、とても危険な場所に違いない。
こういう場所で子どもだけで遊んでしまわないのでしょうか、危険だけど興味本位で近づいてしまします。
こちらは日間賀島で有名なマンホール↓
フグとタコの絵柄がありました。
かわいいですね。
海沿いに浮かんでいるゴミや不法投棄が気になりますが、それも港ってかんじがします。
気になったのが、島に住んでいる人達。
日間賀島は狭い道がたくさんあるので、車通りが少ない代わりにスクーターがとても多いのですが驚異のノーヘル率！！
男の人はほぼヘルメットなんて被っていません。
そして堂々と軽トラの荷台に人が乗って走行している笑
ここはまだ昭和を生きているなぁ～～ｗｗ
なんだか懐かし気な父。
小学校や中学校も小さく、子どもも少ないのだと思います。
島民は仲良しなんでしょうね、きっとお互い支えあって生きているのでしょう。
そんなことではトラブルは起きないし、取り締まりもない。
台風なんか来たら大変だし、潮風で建物は傷みやすいでしょうが仲良しなのうらやましいです。
本州なんて敷地から出たらみんな敵みたいなもんですから。（そんなことない）
まず最初に寄り道したのはハイジのブランコと呼ばれている場所です。
ちょっと高い場所に位置しており人気な為、乗るには並ぶ必要があります。
並んでいる人は若者ばかりですが、せっかくなので乗ってみることに。
並んでいる最中みんなブランコに乗っている人を見るので、乗るときは注目の的。
ブランコで並ぶなんて何十年ぶりだろう・・・。
あんまり押さないでね！！
と旦那に言ったのにめっちゃ押してくるから怖くてキャアキャアと悲鳴をあげて乗りました。
いい歳して恥ずかしかった～。
次はどこでもドアへ。
ハイジのブランコのすぐ真下にあります。
この2つは完全に日間賀島とは関係ない映えスポットですね。
とはいえどこでもドアはネーミングや色的にこれは大丈夫なのでしょうか？笑
ハイジのブランコの正式名称は恋人たちのブランコらしいです。
どこでもドアは・・・公式ではないですよね絶対。
お次は安楽寺へ
ここにはタコ阿弥陀というありがたい仏像がありました。
この大仏がタコ伝説の仏像なのかな？と思いましたが、綺麗すぎるので違うのでしょう。
ちなみに日間賀島に伝わるタコ伝説とは、大昔に起きた地震によって仏像が流されてしまうのですが、後日漁師が海から引き上げるとタコが守るように仏像にくっついていただとか。
それ以来この島はたこ阿弥陀を崇拝しているそうです。
次は長心寺へ
ここに寄った理由はGoogleの口コミに猫がいると書いてあったからです。
しかし残念ながら猫はいませんでした。
寒かったから暖かい場所へ移動したのかな？
たくさんいるという噂だったので、また来た時はチャレンジしたいです。
結構歩いたので多少フグ料理が消化されました。
ということで行きたかったお店、鈴円本舗へ
ここはその場でタコ・エビ・イカの姿焼きを焼いてくれるのです。
しかし残念ながら今年はタコが不漁なのでタコは売り切れ・・。
実際はこんな感じで焼いてくれます↓
エビとイカを注文しました。
値段は８００円、ハーフ４００円。
３人いたので８００円のものを頼みましたが、ハーフでよかったかも。
おすすめは断然エビ！！！！
エビのうまみが最強に凝縮されておりました。
イカは結構普通のお味で、イカ焼きとあまり変わらない印象でした。
エビはほんと美味しかったです。
今度は是非ともタコを食べてみたい。
こりゃビール飲みたくなるわ～！！
なんて父親が言っておりました。
お土産
上で紹介した鈴円店舗さんではもちろんお土産も売られています。
美味しかったのがこのせんべい島風シリーズ。
小さめのおせんべいがたくさん入っており、香ばしいエビの風味がしておいしくてボリボリ食べました。
エビ以外にも、タコやイカたくさんの種類があるので迷いました。
お家用には最適です。
また同じく鈴円店舗さんのお土産で一番おいしかった物がこちら↓
豊というタコせんべいです。
これ人に配るなら間違いなく喜ばれると思います。
ちょっと硬めのおせんべいに美味しい塩がかかっている！！
私的にこの塩が絶妙に美味しくて、最高でした。
もちろんタコの風味もします。
次はかねと商店というお店。
長心寺のすぐ横にあります。
お店の前にタコが干してあるのが目印。
これを作る体験もやっているそうです。
このお店では干物が揃っていて、有名な日間賀島の海苔もこのお店が一番安いそう。
海苔を３つ選んで１０８０円でした。
タコを干したものは買おうか迷いましたが１５００円～とまぁまぁ高かったので今回はお見送り。
次はかもめ商店というお店。
ここでは日間賀島で有名なお土産の多幸まんじゅうを作っています。
ただのカステラでしょと思いスルーしようと思ったのですが、売られているタコ饅頭が出来立てで温かい！
一番小さい６個入りを購入して、お店の外で食べました。
ちょっと私の好みではなかったかな～。
もう一つ同じお店で購入したのがレトルトのタコカレー。
昔、修学旅行で日間賀島へ行ったときお昼にタコカレーが出たのですがそれがとっても美味しくて、忘れられなかったのです。
今回は日帰りだし、お腹もいっぱいなのでお土産用のタコカレーを購入。
家に帰って食べてみました。
昔の修学旅行の感動ほどではありませんが、美味しい！
意外とスパイシーだけど、甘い。（どっちなの？）
甘辛くて、ふんわり海鮮の風味。
中には少し小さめのタコがゴロゴロ入っており、硬いけれど噛んでいるとじわっとうま味が出てきます。
さすが６００円のお値段という感じ。
あっという間に食べてしまいました。
タコーカレーを食べたいけれど、現地ではお腹いっぱいになってしまった人にはお勧めの商品。
帰宅
なんやかんや日間賀島はあまり見るものがないと思っていましたが、散歩をすることでかなり時間を潰すことができました。
しかし平日に行くとこれらのお店がやっていない場合があるので注意です。
いろんなお店を回りたい人は休日に行きましょう！
帰りの船に乗った時間は１６時半くらい。
船に乗るとき「帰りたくないよー」と言っている男性がいて、分かるなぁ～と思いました。
とってもいい船旅でした。
来年は篠島に行ってみたいな～。
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