もさこの長い長い道のり

雑記ブログです。

【映画】すずめの戸締り ネタバレと感想 少し考察

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こんにちは、もさこです。

先日すずめの戸締りを観てきました。

監督は「君の名は。」「天気の子」を手掛けた新海誠さんです。

特に君の名ははめちゃくちゃ流行ってりましたね、もちろん私も映画館で観ました。

でもその時は世間が騒ぐほど私は面白いとは思わなかったんですよね。

なにしろ私は恋愛系が面白いと思わない人なので・・特に純愛系。

けれども世間では大バズリ。

みんなこういうのが好きなんだ~

と思いました。

よって今回の映画は別に観る気はなかったんですよね。

どうせキラキラ女子高生の恋愛と、かわいい猫キャラを使ったほのぼのストーリーだと勝手に決めつけていました。

しかし、旦那が観たいと言ったので暇つぶしに観ることに。

 

そんな私がスズメの戸締りを観たのですが率直に言うと・・・最高に面白いと思いました笑

しかし、一緒に観た旦那は私と反対の感想を持っていました。

なんかヒットした君の名は臭がするし、猫を使って可愛さをアピールしてあざとい。そして意味が分からないことが多い。

ええええええ~~~!!

めちゃくちゃよかったのに😢

ということで面白いかどうかは人を別ける映画なのかもしれません。

 

 

 

私が観て「面白いと感じる人」「面白くないと思う人」を考えてみました。

まだ見ていない人は参考にしてみてください↓

面白いと感じる人

 

・綺麗な映像が好きな人

・猫が好きな人

・ファンタジーが好きな人

・切ない雰囲気が好きな人

・考察するのがが好きな人

 

面白くないと感じる人

 

・君の名は並の恋愛を期待している人

・災害系が苦手な人

・猫が嫌いな人

・ほかの作品に似ている節があったら気になってしまう人

・リアリティを求める人

・考察するのが苦手な人

 

 

これ以降はネタバレを含んでいるので注意して読んでください。

 

 

 

 
 
 
 

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あらすじ

 

主人公の女子高生「すずめ」はイケメンの大学生「草太」に一目ぼれをし、跡をつけると、たどり着いた廃墟には不思議な扉が存在していた。

不思議な扉の中は綺麗な星空空間が広がっていたが、入ろうとすると反対から通り抜けて入ることはできない。

扉の横には不思議は石が突き刺ささっていたので、それを引き抜くと石は猫に変身し逃げてしまう。

すると扉から一般人には見えない超巨大な棒状のもの(ミミズ)が出てきて、ミミズが町に倒れると地震が起こった。

地震はミミズが引き起こすもので、草太はそれを防ぐ戸締士という役割背負いながら日本中を旅していた。

後に、ミミズが発生した原因は封印していた石をすずめが引き抜いたせいだと知る。

すずめと草太が部屋に一緒にいると封印していた石だった猫が現れ、草太は椅子に変えられてしまい、猫を追いかけながらミミズが引き起こす地震を防いでいく話。

 

正直このあらすじを書いてて自分でも「はぁ??」となりました。

あまり面白そうには思えませんよね。

とにかく最初は意味が分からないことが多くファンタジー過ぎて「なんだこれは??」となります。

でも不思議と観ていくと世界観に引き込まれてしまうんですよ。

私的に「面白くない映画」は最初から最後まで違和感を持って観ることが多いのですが、この映画は途中からすんなり現実味がない不思議なストーリーにのめり込んでいけました。

 

映像が綺麗

 

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君の名は・天気の子と同じくとても映像が綺麗でした。

季節は秋で、秋模様の空や彼岸花など映画のストーリーには必要ないカットをあえて入れて季節感を出しているのがとても良かったです。

また廃墟が登場するのですが、当時は人が賑わっていた場所も今や廃れてしまったという切ない感じも伝わってきました。

これらの廃墟は実際に存在する場所らしく、巡礼地スポットになってまた賑やかになるのでしょうか。

君の名はと同じく実在する場所がたくさん登場します。

今回は1つの県だけではなく、九州から東北へ旅をするので知っているスポットがたくさん出てきますよ。

明石海峡大橋が出た時は今年旅行へ行ったのを思い出しました。

 

主人公すずめ

 

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すずめは女子高生ですが普通の一般家庭で幸せに育った子ではありませんでした。

なんと3.11の被災者だったのです。(映画の後半に明らかになる)

津波で母を亡くし、母の妹によって育てられました。

物語の中盤までは活発で好奇心旺盛な女子高生だったのに、だんだん自分の生い立ちから闇の部分が出てきます。

 

すずめは草太のことを物語の冒頭で一目ぼれをして、それ以降好きな人として意識します。

物語としては、草太に恋心を抱く動機をしては薄いと感じました。

なのでこの映画は恋愛観は重視していないのです。

ただイケメンだから好きになった、それだけの話です。

 

イスになった草太を抱えながら猫を追いかける旅に出ますが、旅の途中にとても親切にしてくれる人達が支えてくれます。

泊まる場所を与え、ご飯も無料でくれる。

普通このご時世そんなに親切にしてくれる人はいないと思います。

いたとしたら女子高校生を下劣な目で見るおっさんくらいじゃないでしょうか。

しかもそろいも揃って、「すずめちゃんは何か大切なことをしているんだね」と理解のある優しい人達ばかり。

そんな人々が生活している世界に地震災害を引き起こすわけにはいきません。

なので一生懸命すずめは地震を防ぎます。

 

震災の影響で「死ぬのが怖くないのか?」という問いに対して「死ぬかどうかは運」「死ぬのなんて怖くない」という考えを持っていて、女子高生ならぬ命知らずな行動をします。

実際私は被災者ではないので、そういう人たちがどのような心境なのか分かりませんがいなくなってしまった人の為に一生懸命生きようとはならなかったのでしょうか。

不幸な出来事があって、恐怖体験をしたら自分の命をもっと大切に扱うような気がするのですが、すずめは「大切な人(母親)がいなくなった世界に生の執着はない」という感覚な気がしました。

しかしどんどん草田のことが好きになっていき、大切な人が出来たことで最後は「死ぬのは怖い、さみしい」と変化していました。

 

草太

 

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これは誰もが似ていると思ったはず。

主人公が一目ぼれする草太のビジュアルがハウルに似ているのです。

しかも廃墟で扉を締める際に、変な呪文を唱え魔法のようなものを使うシーンを観たときはもろハウルを連想しました。

ハウルには似ているけど、イケメンなのには変わりないのでイケメンが活躍する姿を観られると思ったのになんとイスに変えられてしまうのです。

それ以降はイスが馬のようにタカラッタカラッと走ったり、喋ったりするのでもうNHK「み~つけたっ!」の世界。

 

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イケメンで主人公が一目ぼれしたので恋愛シーン満載かと思いましたが、このキャラクター思っていたよりも重要ではないように思いました。

恋愛ストーリーが中心ではなく、このキャラはすずめが立ち向かわなくてはいけないことのきっかけになっただけ。

 

ダイジン

 

すずめの戸締まり 画像7

 

見た目からしてかわいいキャラもんの猫だったので、「こんなあざといキャラもんの猫なんか好きになるものか」と思っていたのですがものの見事に心奪われました。

旦那はあざとすぎて無理だったみたいですが、寝転がったり毛づくろいしているあたりがリアルな猫ぽくて私は好きです。

ダイジンはあらすじに書いた通り、もともとは扉から発生する地震を封印していた石(要石)だったのですがすずめの手によって引き抜かれ逃げてしまいました。

要石=神様という立ち位置なので会話することも可能で、「すずめ~好き」とかわいい声で行ったと思いきや「お前邪魔」と言って草太をイスに変えてしまいます。

挙句の果てには要石の役割を放棄し草太に擦り付けてしまいます。

しかも各地の地震を発生させて、「たくさんの人が死ぬね」と発言してとても恐ろしい面もあります。

最初めちゃくちゃ可愛かったのに、この時のシーンは悪者そのもので完全に虐殺者でした。

嘘でしょ?!猫を悪者にしないでぇ~~っ

猫好きの私はこのシーンきつかったです笑

 

ダイジンの行動

 

この行動には意味があって、すずめと出会った際に「うちの子になる?」の一言を真に受け止めた結果の行動でした。

要石の役割をしていたらすずめの子になることはできないので、草太に擦り付けて同時にすずめの近くにいる男を排除しようとしたのですね。

猫は嫉妬深い生き物です。

地震を発生させていたのもそれが理由で、草太に自身が要石になったことを早く気付かせ自分が長年やっていたことをやらせて二人きりになりたかったのでしょう。

これらのことはダイジンに悪意はなく、「すずめの子になりたい」という気持ちから取った行動でした。

しかも神様なので「人の死」を人間ほど重要に思っておらず、自分の目的を叶えるためには特に手段を選ばなかったのだと思います。

長年要石として、人間を護っていましたが「うちの子になる?」という発言で要石になるのが嫌になってしまったのでしょう。

 

後半、草太に要石の力を擦り付けたせいですずめの好きな草太が地震を防ぐために常世(扉の向こうの綺麗な世界)に囚われてしまいます。

常世は時間が入り組んだ世界なので、現世に戻ることはできません。(死んだのと同じ)

それですずめが激怒して、「あんたなんか大嫌い、話しかけないで!」と拒絶され「すずめ・・好きじゃなかった」ガリガリボロボロの子猫の姿になって去ってしまいます。

このシーンはもう辛くて辛くて😢

猫には元気な姿でいて欲しいので、ガリガリで嫌われるとか私は心臓がギュッとなりました。

帰ったらすぐ留守番してた愛猫を抱きしめました笑

しかしその後ボロボロの姿で再びすずめの元へ戻ってきて、一緒に行動しますが「話しかけないで」とすずめに言われたからか言葉は発しません。

恐らく愛されないと見た目もボロボロで、神の力も弱まってしまうのではないでしょうか。

一番最後の扉がすずめが子どもの頃被災した場所で迷い込んだ場所だったのですが、冒頭に逃げ回っていたのはこの場所に案内していたからだと分かりました。

すずめと二人きりになりたいから地震を起こしながら逃げ回っていたというのも事実ですが、もう一度すずめのトラウマの場所へ案内して過去の自分にケリをつけさせる為案内していたのだと思います。

最初から最後までダイジンはすずめのことを想っていたのですね。

最後は草太を助けるのに協力して、再び要石となって地震を防ぎました。

すずめは草太ばかりに夢中ですが、犠牲になったダイジンのことをもっと感謝すべきだと思います。

劇中何度もすずめの命を身を挺して救っているのに、すずめは何のお礼もしません。

神様なのでそういう使命を全うするために存在しているとしても、長年日本を護っているのですからその後はちゃんと崇めてほしいものです。

猫=所詮は動物のような扱いな気がして猫好きの私としては納得いきませんでした。

 

 

すずめの戸締まり 画像11

 

最初はすずめのお母さんだと思っていましたが、震災で亡くなった母の妹だということが分かりました。

叔母に当たる人物です。

最初はバリバリ仕事をしながら子育てをする母親ですが、すずめに対して過保護な面が出てきます。

でも私は観ていて母親の立場なら当たり前の行動をしていると思いました。

地震が起きた直後に何日も女子高校生が姿を現さなかったら心配するのは大人として当たり前ですよね。

勝手にクレジットカードを使って学校サボって日本を横断しているなんて、理由を聞かなくては納得いくわけがありません。

それなのにすずめは「信じてもらえないから言わない」と突っぱねて、無理やり帰宅させようとする環に「重いのっ」と言い放ちます。

そりゃ~~叔母も怒りますよね。

「育ててきた私はバカみたい。親を亡くした子どもなんて気を使って家に人を呼べなかったし、コブ付きだから結婚も出来なかったし、お金もお姉ちゃんからもらったけど割に合わなかった。私の10年間を返して!」みたいな問題発言を思春期の女子高生に言ってしまうんですね。

これはサダイジンという黒猫が乗り移ったせいだとなりましたが、この発言はのちに嘘ではないことが分かります。

しっかり環の本音だったのですが、「でもそれだけではない」とフォローしていました。

私ならショックでグレそうですが、すずめはこれらのことを気にしていたのでしっかりその気持ちを受け止めます。

 

この人間関係はリアルだなと思いました。

家族であればお互い嫌な面もあるけれど、それ以上の愛がありますよね。

本当の親じゃない事実を片隅に置きながら、幸せだったこともあるはずです。

それは叔母も同じです。

すずめと環はこれをきっかけに今までモヤモヤしていた関係が解決してこれから、もっとお互いを思いやりながら生活できるのだと思います。

実際私の旦那は関西の震災孤児で、義理の親に育てられましたがかなり肩身の狭い思いをしたようです。

しかし、育ててくれたことへの感謝ももちろん持っています。

 

ダイジンは幼いすずめ(無意識にすずめの大切な人を奪い、悪気もなくいたずらをする)高校生のすずめは環の立場(結婚できず、子どものすずめに振り回された)になっているという考察も見ました。

環は幼いすずめに「うちの子になる?」と声を掛けているのも冒頭ダイジンに言った言葉と合致します。

 

朋也

 

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草太の大学の友達で、要石となって消えた草太の為にすずめたちと一緒に後半行動します。

私はこの映画の中でダイジンの次に好きなキャラクターです。

ギャグ要素もあるし、自由だけれど優しく友達思いなチャラ男。

地震の件や、すずめと環の関係に挟まれながらも三者という立ち位置なので常に冷静に構えています。

被災者ではない、地震の発端にも関係ないので常に一般人目線ですね。

福島第一原発の当時は悲惨だった風景を、「ここってこんなに綺麗な場所だったんだ」と発言しています。

その場所は被災者であるすずめたちにとっては嫌な場所なので「きれい?ここが?」と言います。

被災していない人から見たら、悲惨だった場所は時間が経てば綺麗に見えるけれど被害者にはそうは見えないのです。

広島の原爆ドームを残すか残さないか、という話になったのと同じでしょう。

 

サダイジン

 

画像がなかったのでうちの猫

サダイジンはダイジンの対になる要石の猫で、東京の地震関東大地震)を防いでいる存在です。

見た目はダイジンよりもかなり大きい黒猫です。

サダイジンも同じく要石として刺さっていたのに抜けてしまいました。

これはダイジンの仕業なのか、もともと緩んでいたかは分かりませんが私はダイジンの仕業かな?と思います。

抜けてしまったサダイジンは、すずめの元へ行くべく環に乗り移ります。

そこで上記の問題発言を環がしてしまうのですが、乗り移った理由は分かりませんでした。

人間に移った方が人目に付かずに済むし、環の中に入ることで人間の心や二人の関係性を知りたかったのかもしれません。

その後ダイジンと喧嘩のようになったかと思えば、すぐに和解して小さなダイジンは子どものようにペロペロされていました。

ダイジンは子どものように幼い性格で、サダイジンは大きく大人な猫だと分かります。

自分の欲求の為に要石の役割を放棄して、動き回っていたダイジンを怒ったのではないでしょうか。

そしてサダイジンに怒られたダイジンは反省して、行動を共にします。

 

地震を題材にしていることについて

 

私はこの作品なにも予備知識なして観たので、冒頭に出てきた福島が津波によって更地になってしまった場所をすずめが歩いているシーンは全然福島だと気が付きませんでした。

ヒントとなる物はたくさん映されていたのに。

後半になって3.11という文字が出てやっと気付きました。

そこから思い返すと主人公すずめ一行が地震を発見し、止めた場所は今までにとても大きな地震があった場所でした。

しかし、3.11となるとここ10年やっと経った災害でまだ記憶に新しいし被害に遭った人の心がやっとで癒えてきたようなタイミングじゃないでしょうか。

なので私は驚きました。

それをファンタジーと一緒に題材にしてしまうのは、嫌な思いをする人もいるのではないでしょうか。

わざわざ実際に起きたデリケートな題材とファンタジーを合体させなくても・・。

私は東日本大震災が起きたときは高校生で地域も離れていたので特に影響はありませんでしたが、あの恐怖に包まれた異様な雰囲気は今でも覚えています。

 

扉とはなんだったのか 映画の題名の伏線回収

 

扉は何故か廃墟に存在していて、中には綺麗な空間が広がっていますが入ることはできません。

後ろ戸と呼ばれ、中の空間は常世(死者の世界)になっています。

後ろ=死の世界 前=現代 と解釈しました。

しかし、何か因縁のある扉だったら入る事ができるようです。(ずすめの実家の扉)

すずめは幼いころに母親を探すために、吹雪の中出て行き常世に迷い込んだことがありました。

このシーンは映画の冒頭でもあり、何度も登場します。

その時に母親のような人から草太が変身させられたイスを受け取ります。

なぜ草太はイスに変身させられたんだ?と思っていましたが、ちゃんと思入れのあるイスでした。

常世に迷い込んだ=幼いすずめは死にかけたのではなでしょうか。

映画内ではっきり言われていませんが、吹雪の中幼い子どもが何時間もいたら死にかけてもおかしくないと思います。

幼いころに迷った後ろ戸は、入ることが可能で中にいた草太を助けることができました。

そして過去に母親を探し求め迷っていた幼い自分と出会い、高校生の自分が椅子を渡したので母親だと思っていた人物は成長した自分だったことが分かります。

その時に恐らく映画の中で一番伝えたかったであろうセリフをすずめが幼い自分に言います。

「今は辛くても、支えてくれる大切な人が現れるから。私は未来のあなた。」みたいなことを言います。

 

このセリフから地震が起きて辛いことがあったけど、人は必ず復興することができる

というメッセージを私は感じました。

もちろん悲惨な災害だったけれど、10年以上経てば人も建物も復興しています。

傷ついた心も、旅の途中で出会った優しい人や家族や恋人と出会うことで復活することが出来るのです。

そして映画の題名の伏線回収「すずめの戸締り」

過去に母親が亡くなって辛くて悲しかった自分の気持ちの戸を締めるという意味だと思いました。

この出来事をきっかけに、すずめは3.11で起きた悲惨な事件と向き合うことが出来たのです。

 

小説版↓

 

 

追記

 

公開からほぼ1年後・・なんとすずめの戸締りのおかえり上映がされました。

期間は2023年9月20~10月5日まで!

全国100カ所の映画館で公開されています。

なんとおかえり上映では、最後に草田の「ただいま」というセリフが追加されていました。

私は家の近くの映画館で上映していたら行こうかなぁ~と思っていたところなんと公開しているではありませんか!

この作品結構奥が深いし、映画館で観る迫力をもう一度堪能したかったので行くことに。

人生で同じ作品を2回映画館で観たのは初めてです。

最初は一人で行く気でいたのですが、1年前に「微妙だった」と感想を行っていた旦那も何故か「俺も行く」と行ったところ「ダイジンが可哀そうだった・・」と感想。

最初観たときは「あざとすぎて好きじゃない」って言ってたくせに・・笑

私は所見の時は泣かなかったくせに何故か2回目で号泣!

内容知ってるのに号泣しちゃうってすごい。

でもこの涙感動して泣いたというより、どちらかというと悲しくて泣いちゃったんですよね。

やっぱりダイジンのしょんぼりした姿・・ほんと猫飼いには耐えられないシーンですよ。

そして主人公を純粋に好きだったのに報われない最後。

気付けばダイジンをひたすら目で追ってました。

かわいすぎるし、可哀そうすぎる。

せめてダイジンが報われてほしかったよ。

また、やっぱり環さんの「お姉ちゃんのお金があっても割に合わん」というセリフや幼少期のすずめが「あかーさーん!」と叫んでいる姿にも涙しました。

ここまで感情を揺さぶられる作品、新海誠監督素晴らしいです!

 

 

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