こんにちは、もさこです。
みなさんは親知らず綺麗に生えていますか?
綺麗に生えていたとして、上手に磨けていますか?
私は左の上下だけ複雑に生えています。
右の上下は綺麗に生えているのですが、歯磨きが上手にできない・・・。
結果綺麗に生えていても、歯ブラシが奥まで届かず親知らずとその隣の奥歯が虫歯になりかけてしまいました。
自分の親は現在50代後半なのですが、歯がボロボロ・・・。
母親は前歯が2つ差し歯で、会うたびに「差し歯が取れた」と歯抜けの表情を見せるのです。
(うわぁ・・前歯抜けるとこんなに老けて見えるんだ・・。こんな風になるのは絶対に嫌だ!!)
と思いました笑
両親は親知らずを放置して虫歯になりその周辺の歯からどんどん虫歯が感染したというのです。
虫歯って広がっていくものなんです。
歯が無いと美味しくご飯を食べられないし、食べるときにストレスを感じるのも嫌。
それを聞いて恐ろしくなり、抜歯を決意。
私はもともと普通の病院では抜歯できないと言われたので、大学病院を紹介されたのですがその他の綺麗に生えている親知らずも抜歯することにしました。
綺麗に生えていても今後毎日しっかり磨ける自信がありませんでした。
もう何回も病院行くの嫌だし1回で終わらせたいので一気に4本抜いていきます。
入院当日
入院が初体験だったので、何を持っていけばいいのかよく分からず大学病院のホームページで調べました。
こういう持ち物とかって入院前に説明してくれるのかと思ったけど、私の場合何も教えてもらえず。
ホームページの持ち物に箸やコップと書いてあり
病院って箸もらえないの?そんなわけないでしょう
と思いましたが当たり前のように食事と一緒に箸やスプーンなどはありませんでした。
持ってきてよかった笑
っても売店で買えるのですが。
あとは水筒を持っていくことを病院の口コミに書いてあったので、持って行ってお茶をくんで病室に持って行ってました。
一泊しかしないのに無駄に暇つぶしグッズをたくさん持って行ってリュックが重かった。
ノートパソコンも持って行ったのにフリーWi-Fiが届かずただの重い鉛と化しました。
switchも持って行ったけれどあまり遊ばず・・基本携帯触って過ごしました。
そんなものはたくさん持って行ってるのに、大事な手術の同意書をすっかり忘れて旦那に取りに行ってもらったという笑
病室は6人部屋で、こんな感じのお部屋。
反対側にはイスもあって意外と広々していました。
(意外と広いじゃー-ん♪)
初めての入院生活にワクワクの私。
手術は午後からだけど、針だけ入れるね。
と言われ急にワクワクだったのが一瞬に恐怖に変わりました。
はい、分かりました。(は??手術まだなのになんで針だけ入れるの?嫌だよ!)
内心バクバクですが点滴の針なんて何度も入れられた経験があります。
血管を探す看護師さん。
右手に入れるね!!!
はい。(利き手なんですけど~)
血液検査する時もいつも右手にされちゃうんですよね。
右の方が筋肉あるから血管取りやすいのかな~。
針を刺したカラもグリグリグリグリ・・・。
あれ?おかしいな~。
(痛い~けどやり直しだけは勘弁してくれ)
5分格闘のち無事に入りました。
その後は血圧測ったりして、手術の説明をしてもらいました。
あとはお昼ごはんまでゴロゴロ~。
病院食初めてだからとっても楽しみ♪
で、出されたご飯。
まさかの揚げ物。
ん~可もなく不可もなく。
めちゃ美味しい訳でもないけど、不味い訳でもないし。
でも利き手に針が入っているから腕を曲げると痛い!!
血管の中で腕を曲げると腕の中で針が刺さっているような感覚。
よって腕を曲げないように変な食べ方をしていました。
「お昼ご飯は麻酔前なので控えめに」と言われましたが食べて行くうちに間食してしまいました。
(お金払ってんだから食べないとね)
と貧乏性を発揮。
ご飯の後手術前なので歯磨きをしていると
そろそろ点滴するね~
抗生剤をセットするものの薬が全然入っていかな~い。
あれ??なんでだ??おかしいなぁ~?
看護師さん「なんで」とか言わないで、不安になるから笑
色々点滴をいじりましたがめちゃめちゃ遅いスピードでしか薬が入らない。
とりあえずこれでいきましょう。
まぁ何年か前脱水症状で点滴したときも薬が入っていかなくて奮闘したんですけどね。
なんかそういう体質なのかな?
しばらくするといつの間にかすごい速さで点滴が入ってきました。
(ちょっとこれは早すぎない?)
早すぎるせいなのかなんか腕が痛い・・・。
けど我慢しました。
これぐらいの痛みこれから手術するんだから堪えないとね。
点滴するとトイレに行きたくなるのは私だけでしょうか?
いつもより尿意がすごかったです。
いよいよ手術
もさこさん呼ばれましたよ
看護師さんがお迎えに来てくれて、点滴しながら手術室へ移動。
移動している時外来に来た人の待合室の前を通ったので、なんか注目されました。
手術室ってテレビでやっているようなオペ室を想像しましたが、親知らずなのでいつもの歯医者のちょっと広いバージョンでした。
でも座ったとたんに一気に緊張。
緊張しますよね~。なにかあったら手を挙げてくださいね。急に起き上がられるとメスとか持っているので傷つけちゃうかもしれないので。
(やっぱメスとか使うんだ・・)あの、寝ちゃってもいいですか?
あー-全然いいですよ、寝てくれた方がいいです
その日手術に恐怖心があったので、あえて睡眠不足にしていました。
(よっしゃ、めっちゃ寝たろ)
仰向けになり口の部分だけ空いている紙を顔に被せられるので、何も見えません。
ライトがやけに眩しくて暑かったです。
お医者さんと助手っぽい若い女の先生が機会がどうの話しているのが聞こえます。
う~ん点滴がね、これどうしようね~。
やっぱり点滴が入っていかないようです。
麻酔効かなかったらどうしよう。
すると気付いたら歯をいじられているのに気付きました。
(あれ?いつのまに始まってたんだろう。ってか左はもう終わった感じ?)
気付いたら左の上下が終わっていて、右の歯に取り掛かっていました。
手術を受けている当初は、自分がずっと常に意識がある感覚なんですが思い返すと記憶が曖昧なのです。
ちょっと痛いですよ~。
部分麻酔をグリグリ入れられた感覚があり、痛みを感じました。
手術中痛かったのはこの時だけ。
次に覚えているのは歯茎に埋まっている親知らずに、ものすごい力が加わっている時。
(おーおーそんな力加えて大丈夫なん?)
そんなことを思ったのを覚えています。
抜けたときゴリッという音が聞こえました。
すごい力を加えられているのに、全然痛みを感じないのが不思議。
次に覚えているのは急に喉の近くに異物を感じ、抜けた歯が喉に置かれてて飲み込み込んじゃうと勘違いしてプチパニックを起こした時です。
(やばい!歯を飲みこんじゃう!)
今思えば口の中に抜いた歯を医者が置く訳ないのですが、そのときはそう思いました。
麻酔のせいで思考回路もおかしくなるようです。
というか寝ぼけているような感じ。
ちなみにそれは歯ではなく、口に詰め込まれたガーゼの端っこでした笑
パニックで手を挙げましたが、
どうしました?もう終わりましたよ~
え??終わったの?
顔に被さっていた紙が取られ、起き上がってみると
いつの間にかめっちゃ口がしびれているし、ガーゼが詰め込まれている!!
手術後
では車いすに乗ってくださいね。
立ち上がるとちょっとフラっとしました。
ただの立ち眩みではなく麻酔の影響です。
車いすに乗せられ
(わーい人生初の車いすだー-♪全然私麻酔効かなかったわ、全部覚えてるもん。)
と思った記憶があります。
病室について椅子に座って携帯をいじっていると
あ、ちゃんと寝ててください。
えー-?全然大丈夫なのに。
布団にもぐってアプリゲームのガチャを引いて爆死したり家族に手術終了のラインを送りました。
しばらくすると
(なんかやたらと眠いし、気分が重いなぁ~。)
やたらと眠かったので、携帯さわるのを辞めて布団にうずくまっていました。
気付いたらめちゃくちゃ歯が痛い。
口周りはまだ痺れていたので麻酔は切れてないと思っていましたが、切れていたようです。
まるで4つの親知らずがあった個所に小さな心臓があってドクンドクン脈打っているみたい。
余りの痛さにナースコールを押そうと思いましたが、こんな歯ごときで忙しい看護婦さんの仕事を増やすわけにはいかないと我慢。
一ミリでも体を動かすとめちゃくちゃ痛いので、目を瞑って耐えていました。
気付くと看護婦さんが来てくれたので、
あのぉ~~痛いですぅ
あー痛み止め出てるかもしれないので持ってきますね
ロキソニンを持って来てくれました。
手術する前に抜歯について調べた際、「手術後すぐに痛み止めを飲むといい」という情報を知っていたのですが薬が手元になかったので手術後の痛みを味わいました。
薬が手元にある人は手術後速攻で服用することをおすすめします。
この時が最大で痛い瞬間でした。
(こんな薬でこの痛みを和らげることができるのか?)
余りの痛さにそう思いましたが、この薬がめちゃめちゃ効き30分後には嘘のように痛みが治まりました。
ビックリするほど収まったので
(薬関係なしに普通に治ったんじゃない?)
って勘違い。
薬が切れたらまた痛みが襲ってきます笑
看護婦さんに麻酔後大丈夫か歩かされたりした後、再度ボーとしていました。
携帯もゲームする気にならないのです。
ちょっと熱っぽくて怠い時に似てる。
しばらくすると夜ご飯が運ばれてきました。
手術後なのでおかゆのようなご飯が出ると思っていたのに普通の食事が運ばれました。
タケノコとか入っている・・。
食べれるかな?って恐る恐る食べてみたけど、奥以外は痛くないので全然食べることが出来ました。
ご飯を食べていると手術をしてくれたお医者さんが病室に来てくれました。
もさこさん、痛みはどうですか?
ロキソニン飲んでから大丈夫です。
どうですか?手術のことを覚えていますか?
そこでそういえば~と上記に書いたことを説明しました。
少し記憶がありますね。手術中にあくびしていたので、いい感じに麻酔効いてたんだと思いますよ。
え?手術中に私があくびした?
ただの歯医者ですらそんなことするわけないのに驚きました。
あくびなんて記憶一切ありませんでしたから。
どれくらいの時間手術してましたか?
40分くらいですね!
40分と聞いて驚き。
体感時間は10分くらいでした。
そもそも顎関節症なので、そんな長い時間口を開けているなんて普段は考えられません。
え?私寝ていたんですか?
んー寝てた感じはなかったけどね
自分はずっと意識はあったので、静脈麻酔は効いていないと思っていましたがいろいろ思え返そうと思っても何故か思い出せないしそこでやっと麻酔が効いていたことに気付きました。
そういえば手術終わった後、携帯さわったり意識はあるのに時間の感覚はとても早かったです。
例えるなら夢の中では意識ははっきりしていて、自分で行動できるのに目が覚めてそれを思い出そうとすると全然思い出せないような感覚。
これにかなり近いと思います。
入院中の夜
麻酔は切れて、痛み止めは効いてかなり元気になっていました。
病院の夜お化けが出ないか夜更かしする気満々でワクワクしていましたが、消灯しても意外と明るいので想像していた恐怖はありませんでした。
というか同室の人のイビキが気になって眠れない。
恐怖が物足りなかったので布団にもぐって怖い話を読んでいたら眠くなり2時くらいに寝ました。
退院
朝の6時前におむつ替えの看護婦さんが来たりして起床。
眠いけどなぜか眠れず、朝ごはんはまだかと待っていました。
夕方18時によるご飯を食べて朝の8時に朝ご飯って結構間が空いています。
待ちに待った朝ごはんがこちら。
洋食を期待しましたが健康な和食でした。
里芋がおいしくなんだかんだで間食。
6人部屋の病室の中で一番食べ終わるのが早かったと思います笑
食べ終わったら手術をしてくれた先生が検診してくれて
少し腫れましたね笑 退院しましょうか!
と退院の許可をもらえました。
そのあとは身支度をして10時病室を出て寒い中徒歩(40分)で帰宅しました。
初めての入院生活で思ったこと
抜歯関係ないのですが、入院が初めてだったので色々感じたことがあります。
それはやっぱり健康が第一ということ。
病室が6人部屋だったので、様々な人がいました。
すべて私と同じ女性だったのですが、すすり泣きしている声が聞こえたり看護婦さんと会話している時に不安な気持ちから泣いてしまう人がいました。
カーテンがあるので詳しいことは分かりませんが、6人中3人の人が泣いている声が聞こえました。
私は抜歯が目的で1日しか入院していないので、常に寝ても良い環境が嬉しいと思っていましたが何日も入院している人はやはり不安になってしまうのでしょうね。
また、歩きながらも鼻にチューブを指している人や常に点滴をしている人を見て入院はもちろん良いものではないと感じました。
そのためには日頃から健康を意識して過ごさなくてはならいのです。
私の祖母も何回も骨折をして入院をしていますが、そのたびに「家に帰りたい」と漏らしていました。
老後病気にならないように食事を意識したり、動けるように今の内から筋トレをしていきたいです。
こちらの記事では腫れ具合の写真や、費用について書いていますのでよかったら読んでくださいね↓
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