こんにちは、もさこです。
先日コロナの関係で急に連休が出来てしまいました。
でも旦那は仕事だし、急に遊べる友達もいないし・・。
1人で旅行でも行っちゃうかぁ!!と思いましたが、宿泊費が高ーい笑
1人ならホテルバイキングはしたなくて、部屋食がいいと探しましたが部屋食となると高級な宿泊施設しかありませんでした。
ということで思い立ったのが、登山。
1人で登山って楽しいのかな?
登山なら登るという目的があるので、黙々できちゃうかな?
でも危ないかな?
もし何かあったら・・・なんて色々考えましたが登山なら安く楽しめる!!
ということで、私が初めての1人登山をする山は、伊吹山です。
伊吹山は標高1377m、下から登ることが出来ます。
ヤマトタケル伝説や、世界で積雪量1位を記録したこともある滋賀県の山です。
私がこの山を選んだ理由は、去年旦那と登った経験があるのと丸1日楽しめるから。
1回登った経験があるので、大体の規模や道は分かりますし登山客も多めなので心配する必要はありません。
それにせっかくの休みだから1日山を楽しみたい。
でも何かあったら途中で下山しよう、という心持で。
持ち物
・飲み物:1リットル(足りませんでした)
・食料:カステラ4切、オールブラウン、ナッツ
・つばのある帽子
・トレッキングポール
・レインウェア
・薄手の長袖
・トレッキングシューズ
・絆創膏
・モバイルバッテリー
・お風呂道具(車に置いておく)
これらの物を準備して持っていきました。
8月下旬に登ったのですが、薄手の長袖やレインウェアは使用しませんでした。
でもレインウェアは持っていくことをおすすめします。
トレッキングポール、帽子、絆創膏は持って行って本当に良かったと思います。
特に帽子は日差しがサンサンで、なかったら熱中症などの可能性もあったかもしれません。
モバイルバッテリーは必須ですね、あるのとないので安心感が違います。
この記事で買った物を持っていきました↓
出発
朝張り切りすぎて午前3時に起きてしまいました。
色々準備して、寝ている旦那を横目に出発!
車をかっ飛ばし、駐車場に着きました。
高橋さんご夫婦が経営している駐車場です。
伊吹山の下にはたくさん駐車場があります。
値段は300~500円で、山に近ければ近いほど高いですがそれほど違いはありません。
300円の駐車場があると聞きましたが、ちょっと見つけられませんでした。
車が近づくと誘導されて高い駐車場に入れてしまった、なんて口コミもありましたが高橋さんの駐車場は400円で、トイレや靴を洗う場所も提供してくれますしとても親切にしてくださいます。
私が「初めて来ました」(本当は2回目)と言うと紙を渡され、トイレの場所などを説明してくれました。
「何かあったら電話してください」
とおっしゃって頂けたのが、1人だったので心強かったです。
紙には登り3時間30、下り2時間30とあったので
(現在午前6時40分・・午前中には下山できるんじゃ?)
と思いました。(フラグ)
地図通り進むと神社がありました。
この神社の横も駐車場になっていて、500円でした。
心の中で無事に下山できますようにと思いながら、通過。
神社を上がると登山道があります。
が、その前にしっかり登山届を出して登山料(300円)を払いましょう。
ホワイトボードには、注意書きや旬の植物の名前が書いてありました。
行方不明者のポスターをみてゴクリ・・。
1人だからね、気を引き締めないと。
最初は森の中を歩いていきます。
それが結構な坂になっていて、さっそくゼーハー息切れが。
そんな中出勤途中の旦那から電話。
おはよう。ホントに行ったの??もう登ってるんだ、すごいね!てか、どんだけ息切れしてんの?笑
うるさーいっ こっちは頑張って登ってるんやぁ!!と思っていたら圏外でブチッと切れました。
1合目に着きました。
結構辛い・・これで1合目??こんな調子で大丈夫か?という気持ちでした。
でも1合目から3合目までの道は、私は好きな場所で午前中でかなり涼しく登ることが出来ました。
景色はこんな感じ。
少し登っただけなのに、結構高いです。
しかも冷たい風が吹いてちょー-きもちい。
ふー-2合目。
あと4.3キロってそんなに遠くないじゃんなんて思いました・・この時は。
ゼーゼー言いながら登って、風吹くと気持ちいいですが基本はやっぱり暑い。
顎に汗を滴らせながら、もう無理しんどい・・と後ろを振り向きました。
ふぁあー--さっきよりも高くなってる。(当たり前)
しんどくなった時に1回後ろを振り返って、景色を見ると何故かやる気が戻ってきます。
よっしゃーまだまだ登るぞ!!
草原にこんな看板がありました。
昔は薬草を刈ったりしてたらしいですね。
昔の人はそのためにここまで歩いたんですよね、すごいな~。
スキー場があったことも書いてあります。
リフトの跡や、ホテルの跡などがあり昔を物語っていてちょっと寂しい。
私この道大好きなんですよね、開けてて涼しくて後ろを向けば絶景だし前には伊吹山が見えます。
ここ歩いてる時が一番楽しかった・・大して急な坂でもないし見晴らしは良くて。
1人でテンションぶち上がってました。
あー--気持ちい!!!
伊吹山の頂上の方は雲がかかっていてガスっているようです。
ガスってる中も歩くの楽しみ~と思いましたが私が行く頃には晴れていました。
「伊吹山にはお花がない」なんて口コミを見ましたが、そんなことはありませんでした。
3合目付近にお花があります。
上手に撮れなくてすみません。
奥の方には黄色いユリのようなお花も咲いていました。
お花のすぐ近くに3合目の看板。
この辺確か去年9月に行った際にすごいススキ畑になっていました。
去年の写真↓
この辺から私の右足股間節が痛み始めます。
まだ3合目~全然序盤じゃん・・お花に元気をもらったので進みます。
ここからはまた森。
ツタのようなクネクネした木が続きます。
よく道に動物のフン(たぶん鹿)が落ちているので、ハエがたくさん飛んでいました。
ブーンブーンと聞こえます。
ひえー-5合目。
ここで心が折れ始めます笑
なんで私1人でこんなところに来てんだ・・・バカか?
と考えながら休憩。
もうしんどすぎて帰ろうか、なんて思いましたが時間はまだ午前中。
前回旦那と登ったときは10時から登ったので、帰りは暗くなって大変でした💦
それを思うと今回は全然余裕の時間帯なのです。
上を見るとまだまだ立ちはだかっている伊吹山。
行けるとこまで行ってみよう・・。
5合目すぎると下から続々登山客が登ってきていました。
逆に上から降りてくる人も。
一体何時に登ったんだろう??
6合目・・この時の記憶は特にありません。
前回行ったので分かっていましたが、5合目からはゴロゴロ石ばかりが続きほんとにひたすらただ歩きます。
そして、後ろの人たちからガンガン抜かされていく~。
私が抜かしたのはおばあちゃんの1人しかいません。
もう、頂上に行くのが精いっぱいで何も考えられません。
あまりに疲れて全然撮れていない8合目。
右足股関節が痛かったので、庇って歩いたら今度は左足の股関節も痛くなってきました。
ここまできたらゴールは目前、険しい道が続きます。
岩がもうデカい!( ;∀;)
股関節が痛くて全然足が上がらないよう( ;∀;)
今まで分かりやすかった道も、ロープを見ないとどこを通ればいいのか分からない場所も出てきます。
8合目の途中で持っていたトレッキングポールはしまって、手を使って登っていきました。
ちょっと危ない。
ってか手を使て登った方が、股関節を庇える。
後ろを振り返るとこんな感じ。
ぎょわー-高い。
踏み外したら怖いことになります、ブルブル。
さっき登った5合目や3合目はとっても小さく、右の方には琵琶湖も見えました。
怖いけど、ここまで登った自分すごい!と思いながらさらに上へ。
後ろから元気な小学生達が歌を歌いながら私を抜いていきました。
何、8合目過ぎた付近でそのテンションって元気過ぎない?怖い。
一応登頂しました・・・。
わー--ん、疲れた😢
着いたのは10時40分、きっかり4時間登っています。
もちろん休憩を入れてですが、最初に案内された紙には3時間30って書いてあったのに1時間もちがう。
しかも前回旦那と登ったときと全然タイムが変わっていません。
筋トレしたのに変わってない・・ショック。
なんでこんなに股関節痛いんだろう?
ってかこの疲労度で下山できるのか??
頂上の景色はやっぱりすごいですね。
景色を見ながらベンチに座って、お茶を飲んだりオールブラウンを食べたりしました。
疲労感がすごかったので、うつ伏せになって目を瞑ってみたり。
頂上では風がビョービョー吹いていましたが、私は汗だくだったのであまり寒いと思わなかったです。
でもちょびっとは寒いかな。
休憩したらかなり回復しました。
ちゃんと山頂です、嘘じゃないよ。
ヤマトタケルの像もありましたが、写真を撮るのを忘れました。
伊吹山の山頂は嬉しいことに、お店があります。
このお店でラーメンやカレーなんかも食べることが出来ますよ。
お茶を1リットル持って行っていましたが、もう登りでなくなってしまいそうだったのでここで調達しました。
お店があるのは知っていましたが、やってなかったらどうしようと思っていたのでホントに助かった・・。
なんやかんやで頂上に1時間滞在していました。
1時間もゆっくりすると、さすがに体力も回復。
やっぱり休憩すると体力は回復するんですね、人間ってすごい。
頂上から左の方に見晴らしの良い場所がありますが、前回行ったし下山の体力を温存しておきたかったので行くのはやめました。
代わりに去年の写真↓
下山
さっさと下山するぞーと下山開始。
行きに8合目から頂上まで少し危険な場所があったので、ポールを使うのはやめました。
やっぱり下山の方が息切れしないし、疲れない~なんて最初は思っていました。
登りで感じていた股関節の痛みも下山では感じません、最初は。
でも8合目過ぎたあたりで、、、
いたぁー-いっ
足の親指のちょっと出っ歯ている部分が、水膨れになっていて皮もめくれていました。
しかも両足。
これ前回上高地行ったときもなったんですよね。
原因を調べると、足をけり上げて歩いているのが原因なようなので蹴り上げないように歩く意識はしたのですがなかなか難しい。
もともと内股の変な歩き方を幼少期からしているので、余計靴擦れが起こりやすい。
とても痛かったので避難小屋の前で絆創膏を貼りました。
絆創膏を貼ったもののあまり効果はなく・・ないよりはマシかな?という程度。
絆創膏よりもガーゼを持ってきた方がよかったかも。
あとは足の痛みに耐えながら必死に下山。
一歩一歩ゆっくり下山していきました。
だって足の親指が地面に着くたびに痛むんですもん😢
下山でもたくさんの人に抜かされていきました笑
小走りとかで下山している人もいて、降りるときのガクンっていう衝撃とか大丈夫なの?!とビックリしました。
私なら足首グネりそう。
ゆっくりですが確実に下山していき、よく私行でこんなに登ったなぁなんて思いました。
下山も小休憩をちまちま取りながら、ようやくコンクリートの地に戻ってきたのは頂上から3時間20分後。
2時間半で戻ってこれるんちゃうんかいっ笑
登ってから合計7時間20分後(休憩入れて)に着きました。
どうやら私は通常の人より更に1時間かかるようです・・。
すごいショック。
日頃筋トレしたり、ダイエットしたりしてるのになぁ。
やっとのことで下山して前回も思ったのが、コンクリートの歩きやすさが素晴らしい。
コンクリートに感謝することってそうそうないと思うのですが、ありがたさに気付くことができます。
駐車場で高橋さんに「疲れたでしょー、気を付けて帰ってね」と声を掛けていただきました。
駐車場の人達は登山客の安否も確認してくれているようでした、ありがたい。
とんでもないくらいヘトヘトだけど、ここからも自力で帰らねば笑
ということで家まで距離があるので、帰りに池田温泉に寄って体力を回復しました。
前回行ったときの記事↓
登山して汗はびっちょりかいていたので、さっぱりすることが出来ました。
抜いた服をロッカーに詰め込んで、お風呂から上がってロッカーを開けたらビックリするほど臭かったです。
こんなに服が臭くなるのは初めてかも笑
家に帰ったら疲労で自分の目が充血していました。
1人登山の感想
今回私は初めて1人登山をしたのですが、最初は1人って楽しいのか?と疑問を持っていました。
実際やってみるともちろん楽しいし、むしろ1人の方が楽だという考えに。
以前旦那と行った際は、旦那がサクサク先へ行ってしまうので疲れ果てて息切れをずっとしている状態で休憩の懇願をして登山していました。
それが1人だと、全然息切れしませんでした。
おそらく自分のペースで歩くことが出来たのと、しんどい時は数秒立ち止まって休憩をしていたからでしょう。
旦那と行くと数秒の休憩も許可をとらないと置いて行かれてしまうし、着いて行くのに必死で若干ストレスを感じていました。
それに1人だと会話をしなくてもいいので、全体力を登山に捧げることができます。
会話するだけでもゼーハー息切れしていたのが、今回それがなくてすごく楽でした。
また、黙って黙々と歩くということは私にとってとてもストレス発散になったと思います。
余計なことは考えずにただひたすら足場のことを考えたり、景色を見て癒されたり、花を見つけてテンションあがったり普段の生活では出会えないような体験ばかりです。
それに平日だったからか余計に、1人で登っている登山客は大勢いました。
むしろグループで登っている人の方が少なかったかも。
ただ1人で登っている人はほとんどの方がガチ勢でした。
私なんて初心者なのに1人でちょっと恥ずかしかったです笑
今回抜かされてばかりでショックで落ち込んでいたのですが、旦那が
1人で登って安全に帰ってこれただけですごいと思うよ。
と言ってくれて、「そっかぁ♪」となりました。
なんか自信もついたような気がします。
私これを期に1人登山ハマっちゃうかも?!
以上、初めての一人登山in伊吹山でした、ここまで読んでいただきありがとうございます。
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